どりおの介護・社会福祉士ブログ

介護・社会福祉士について思うこと

介護 ニュース


 

どうも、どりおです。今回は、ネットニュースをを元に、虐待事件ついてお話したいと思います。介護の実情を知りたい方や転職を考えている方、介護の現実の一面として参考にしていただければと思います。決して甘い世界ではありません。しかしそれを知らないで介護の仕事につくとしないのでは心持ちが多少違うと考えております。それでは一つの参考意見として見ていただけたら嬉しいです。では紹介していきます。

 

詐欺の電話のイラスト(女性)

 


 

 

目次

 

  • ニュース
  • 内容から検証
  • 課題
  • 最後に

・ニュース

 
 
 
東京・台東区の病院で寝たきりの高齢の入院患者3人の衣服に自分の排泄(はいせつ)物を付けたとして、32歳のヘルパーの男が逮捕されました。

 中村大介容疑者は先月、台東区の病院で70代から80代の男女の入院患者3人が着ている服に自分の排泄物を付けた偽計業務妨害の疑いが持たれています。警視庁によりますと、患者はいずれも寝たきりの状態で、おむつに排泄物が付いていないのに服が汚れていたことなどを病院側が不審に思い、警察署に相談したということです。中村容疑者は2017年3月からこの病院に派遣され、ヘルパーとして働いていました。取り調べに対し、中村容疑者は「ヘルパーの仕事が大変でストレスがたまり、うっぷんを晴らすためにやった」と容疑を認めています。
                   出典:1/13(月) 15:15  ANN

 

 

・内容からの検証

 ヘルパーの仕事は大変です。事件にある便いじりの後処理は大変です。衣類の全交換とシーツ交換とベッドサイドレール・プライベートカーテンの清掃と場合によっては入浴の必要(髪の毛に便がくっついているので拭くだけでは匂いが取れない)があります。あげるとキリがないですが、これは一例です。看護師のヘルプはあまりないのが現状です。従って、一人でやらなければならずストレスは溜まるのは、普通です。忙しさから、我慢できず、患者に当たってしまったと推測できます。だけど2017年からということは三年弱くらいこの病院にいたので結構長く働いてましたね。長く働いているということは待遇は悪くないと思いますが・・・。

・課題

こうならないように、自分自身オリジナルのメンタルマネジメントが必要です。

 

 

・最後に

何でこうなってしまったのかなと考えてみました。この容疑者自身オリジナルのメンタルマネジメントができていないと感じました。どりお自身のメンタルマネジメントは①後先を考える事と②目を合わさないような対応をとるといった二つの対応を行う事です。先ずは後先を考えましょう。やってしまったらバレるし、仮に思い直して後処理をしても三人だからかなり大変です。まずは後先を考える。次に避けられず苦手な患者だったかもしれない可能性もあります。更に周囲に手助けを求める事が出来ない場合だったかもしれません(「悪いけど、自分はあの人苦手だから、B君排泄に行ってくれないかな」とか)。そういった時は目を合わさず淡々と仕事をやるといいと思います。どりおは目を合わさないと不思議と感情が出ないのです。感情が出ないのだから怒りも出ません。

 そして最後にこのような状況になったら、あとは自分に問いかけるのです。もう次に行こう。自分は派遣だから、気持ちは楽だ。ストレスが沸点になりそうな時はもう次に行かならければならないサイン、なんかおかしいなと思ったら次への準備サインとしましょう。

 転職の際は応援してます。念押しで言いますが、派遣のメリットは、自分に合わなかったら、次に行けます。派遣のメリットを活かしましょう。