異食
※実体験をもとにしてますが、登場人物は架空です。
【異食】の説明
どうも、どりおです。
僕が介護の世界に入り、時々ごく稀に出くわすことがあるのが「異食」です。 きょうは
それについてご紹介します。
簡単に説明すると、食べることが出来ないものを食べてしまいます。
僕の場合は、他介護職員が、リハビリパンツを梅さん(仮名)の車椅子座面の脇におき忘れてしまったのです。
そうしたら、しばらくしてから図のように梅さん(仮名)がむしゃむしゃと口の中に入
れていたのです。僕はびっくりしたのですが、先輩職員が、冷静に「梅さん、一旦、
お茶を飲みましょう』と言いました。そうしたら、梅さんはリハビリパンツを口から
出してお茶を飲みました。
声を荒げることもなく、普通に対応してました。僕だけでしたら、慌てふためいてダッ
シュでリハビリパンツを取りにいっていることでしょう。先輩職員の対応を見て、経験
が物を言う世界と感じました。このようなことにならないよう、予防をしましょう。
但し、その際、否定はしてはいません。その人には、食べ物に見えたのですから。寄り添うケアをしましょう。