どりおの介護・社会福祉士ブログ

介護・社会福祉士について思うこと

社会福祉士国家試験 第28回94問(相談援助の基盤と専門職)をいきなり解いてみる

 


 

 

 

 

 

 

目次

 

  • はじめに
  • 28回94問 相談援助の基盤と専門職
  • その場での思考
  • 最後に

 

 

 

・はじめに

どうも、どりおです。今回は、28回過去問を元に社会福祉士国家試験の鍛錬をしていきます。相談援助の基盤と専門職94問です。この鍛錬をやる目的は、その場での判断力を身につける為です。その場での判断力は、選択肢の見極めで困った時に威力を発揮します。ここでは、細かい解説はほぼありません。理由は、気楽に読んで頂き、継続してもらいたいからです。文章が長いと嫌だと思います。やらないよりましなので、短めにしてあります。それではやっていきましょう。 

 

・28回94問目 相談援助の基盤と専門職

 

 

問題94 事例を読んで.児童養護施設のA職員(社会福祉士)によるB子への自立支援の観点から現時点でとるべき対応として,より適切なものを2つ選びなさい。

 

〔事例〕

B子(17歳)は,実の母親と継父からの虐待で児童養護施設に入所しているo 母親と継父の養育に対する意識や生活状況はかなり改善されてきた。母親と継父は.B子と一緒に暮らしたいと言っている。A職員が. B子の意思を尋ねたところ.親の気持ちは分からなくもないが,施設退所後は一人暮らしをしながら大学に進学したいと言う。その一方で,大学には進学したいが,一人暮らしには不安があるとも言う。

 

1 現在の白分の学力や生活力を自分自身で客観的に見直すよう求める。

 

 

2 親の理解を得るため, 自分の意思を.自分の責任で親に伝えるよう指示する。

 

 

3 大学進学と一人暮らしについて考える前に,就職して経済力をつけるよう助言する。

 

4 生活する上で身についていない知識やスキルについて,職員とともに学ぶことを助言する。

 

5 どうすれば大学進学と一人暮らしが可能になるのか.活用できる資源の情報収集を一緒にしてみることを提案する。

・その場での思考

1 現在の白分の学力や生活力を自分自身で客観的に見直すよう求める。

 

✖️→学力の見直しは、社会福祉士のやる事として適切でない。不安なのに客観的になりなさい

  とは酷です。

 

2 親の理解を得るため, 自分の意思を.自分の責任で親に伝えるよう指示する。

 

✖️→問題文に親の理解は書かれてない。不安になっているのに責任という言葉はきつい。

 

3 大学進学と一人暮らしについて考える前に,就職して経済力をつけるよう助言する。

 

✖️→本人の意向に沿ってない

 

4 生活する上で身についていない知識やスキルについて,職員とともに学ぶことを助言する。

 

○→自立支援に沿っている。不安を和らげて良い。

 

5 どうすれば大学進学と一人暮らしが可能になるのか.活用できる資源の情報収集を一緒にしてみることを提案する。

 

○→自立支援に沿っている。手助けになっている。まさに相談援助。

 

 

正解は

 

 

 

 

↓ 

「4・5」。

ということでどりおは正解しました。 これはサービス問題でしょう。選択肢は絞りやすいから。

・最後に

自分がもし、こういう場面に出会ったらどう相談援助しようか悩みます。ということは、自分には法律知識やその人に寄り添う力がまだ不足してます。研修頑張ります。