どりおの介護・社会福祉士ブログ

介護・社会福祉士について思うこと

ちょうどいい介護→ 「どんぶり」

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どうも、どりおです。今回のちょうどいい介護は、食事の一場面について話したいと思

 

います。食事の際、認知症の入居者様によってはデザートとそれ以外を混ぜてどんぶり

 

にしてしまう方がいらっしゃいます。デザートと主菜の相性は今ひとつです(麻婆豆腐

 

とご飯を混ぜるのは相性は良いですが、全てがそうとは限らない)。入所者様から「お

 

ーい、デザートをご飯に混ぜたいからデザートを持ってきて」と、言われたことはない

 

ですし、一般的に甘いものと辛いものや酸っぱいものといったものと相性はいまいちで

 

す。ですから、デザートが付く場合、デザートのみ別に分けて、全部召し上がった後に

 

デザートのみ提供するようにしております。さて、いま述べたように認知症が進むと、

 

今までとは違った行動が出ます。中核症状(記憶障害・実行機能障害・失行・失語・失

 

認)を元に色々な周辺症状(妄想・幻覚・介護抵抗・徘徊・食行動異常・抑うつ・暴言

 

や暴力といった攻撃性など)というものが出てきます。今回は食行動異常です。食行動

 

異常では以前紹介したような異食というものもあります。紙おしぼりといった食べ物以

 

外なんでもを食べてしまうような事です。こういった事が起きないようにどりおは、入

 

所者の手を拭いたら、おしぼりは、その場から取り除いています。危険の芽を摘み取る

 

という環境設定は大切だとどりおは感じてます。環境設定は「ちょうどいい介護」にと

 

って必要だとどりお個人は感じております。

 

 

観察の練習

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認知症 「不可解な行動」には理由がある (SB新書)

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