どりおの介護・社会福祉士ブログ

介護・社会福祉士について思うこと

介護での出来事

新型コロナウィルス状況改善「ドライブレク復活」

新型コロナウィルスの五類移行といった状況改善する中、当施設では、少しずつレクリエーションが実施されている。完全復活と言わないまでも、入居者の笑顔や歓声が戻ってきた。ただし、一般的に高齢者は抵抗力が弱いので、介護現場では、不安の声も出ている…

初めて介護職についた時に読んだ本「よくある現場の介護知識」

この本は本当役に立ちました。どう役に立ったかというと、まず、薄いので心理的負担が少ない。そして薄いと言う事はこれは知っておきたいという事が書かれています(認知症対応や認知症とは)。そして一日の時系列、その場面ごとのポイントが書かれてることで…

介護士として心掛ける事。「入居者の世界観を大切に」

どうも、どりおです。今回は、入居者との関係を大切にという当然であるが、忘れがちなことを話したいと思います。ある時にこんな話をしました。「認知症高齢者と意思疎通する上で、心掛けるといいことは、その人の世界観を尊重することである。」なるほど、…

工夫で乗り切る

生活必需品の電気・ガスなど値上げが凄い。なので、家計の負担は、増すばかり。介護士の安い給料では、太刀打ちできない。これからは値上がりと税負担の総攻撃である。ということは、自分の生活を見直し、無駄をなくすことが必要だ。お金を節約ばかりでは、…

介護士 仕事「記録を書くことの大変さ」

介護業界に入り、適宜記録を書いている。どりおの施設は、紙ベースである。ボールペンと訂正印は、常時携帯。前職よりペンを持って書く事が格段に増えた。他職員が見るのでわかりやすく書かなければならない。しかし、それが大変。今まで誰かに添削をしても…

介護士 メンタルの平静 「ストレスの対応には、他の事を考える。」

・「ストレスの対応には、他の事を考える。」 本日、川崎老人ホームで起きた三人転落死において、高裁にて死刑判決が出ました。ストレスは、言い訳になりません。それは、どんな職種でも同じですし、誰でも経験するからです。点滴殺人も同じようにストレスが…

介護士 「記録のあれこれについて」

介護において申し送りの際には、その人の「価値判断」が入ることがどうしてもある。その人にとって必要かどうかに始まり、申し送りノートに記載には、その人なりの全部か一部分か記載されている。そもそも記録記載の統一というルールがあっても守られていな…

介護士の心身の守り「あえて無策」という戦法をとる

介護士の多くが日々疲れを感じている。そしてその疲れを様々な工夫で乗り越えている。趣味とか。だが、慢性的な疲れが存在する。人間関係だ。慢性的と考えると疲れと共にするのもありなのではないかと思う。嫌と考えるからきついのだ。逆説的に考えてみよう。…

介護士「従来型とユニット型」

・『従来型とユニット型(個人的意見です。人によりけり)』 同じ介護でも従来型とユニット型では、対応が違うと言われるが、実際にその通りだ。従来型は、トイレは、定時で連れて行くことが多いが、ユニット型では、その人の排泄パターンで対応することが多…

トイレ介助で入居者が語ったこと『ハングリー精神』

少し前になるますが、トイレ介助中に医者の娘さんである入居者(大正生まれ)のお話を聞く機会がありました。その人は、山梨の出身で、昔は昼夜問わず、呼ばれたらお父さん(その入居者の父で医者)が馬車に乗りながら診察をしに行ったそうです(今でいう訪…

2022年「新型コロナ禍での節分」

・今年の節分 今年の節分は、鬼のイラストを背景にご利用者の写真をとって終わりでした。理由は、新型コロナウィルスで密になるからということでした。内心は、嬉しかったです。理由は、お面を被って動き回らなくて済むからです。今後は、レクリエーション以…

介護福祉士〜夜勤という不自由な生活の覚悟はあるか

・介護士〜夜勤という不自由な生活の覚悟はあるか どりおの知り合いの中に日勤介護のみや夜勤も現場も嫌で相談員をしている方がいます。共通は夜勤に消極的です。その理由は、眠くなるからとか生活リズムが乱れるといったそうです。一方で夜勤をしない限り、…

介護士の高齢者虐待「賃金アップと勤務環境では、どりおは勤務環境を選んでます」

・高齢者虐待「賃金アップと勤務環境では、勤務環境を選ぶべき」 入居者に寄り添いケアするはずの介護士が、虐待をしてしまう事件が後を絶たない。その度に社会に与える衝撃は、計り知れない。介護現場の在り方が改めて問われる。加害者は、「言うことを聞か…

介護と運動「散歩」

・散歩 歩数計をつけて歩く習慣がついて7年になる。今は朝の散歩で1時間歩いている。やはり今は、寒い。春や秋が一番爽やかで気持ちいい。足腰を鍛えていると、移乗介助の際、体がきつくない。とはいえ、1日5000歩以上は歩くようにしている。大事なのは、無…

介護の回想療法「近所のスーパーを見て、昔を懐かしむ。」

・近所のスーパー 近所にドラッグストアがある。一人暮らしをするようになってから二ツ目である。ひとことでいうと、便利だ。そこに行けば、大抵が揃う。医薬品、惣菜、文房具。これといって不便を感じない。そして、少し離れたところにスーパーがある。昔を…

夜勤か日勤か極端な日が続く時

はじめに 夜勤か日勤か極端な日が続く時 ・はじめに もうそろそろ介護福祉士国家試験です。本番で緊張しないように、心が無になるような訓練をしておきましょう。自分にとって、どの状態が無か、よくわからん、と思ったら、どういった時自分は、カッとなると…

介護の仕事「視点を変える」

・夜勤の日々 どりおは、転職する前に何箇所かを見学して、現在の職場に至りました。ある程度、月日が立ち、施設にもようやく慣れました。 介護というと、暗くて、給料が安くて、キツいというイメージですが、実際にその通りです。 従来型では、大人数が一堂…

転倒事故事例から事故防止を考える

目次 はじめに 転倒 最後に「利用者本位の第一歩は❓」 ・はじめに どうも、どりおです。今回はどりおが遭遇した事故事例から介護の現場対応の一つを考えていこうと思います。 ・転倒 ・夜間帯にセンサーマット反応があり、居室へ行ったところ、ベッドを背に…

ちょうどいい介護→ 「どんぶり」

どうも、どりおです。今回のちょうどいい介護は、食事の一場面について話したいと思 います。食事の際、認知症の入居者様によってはデザートとそれ以外を混ぜてどんぶり にしてしまう方がいらっしゃいます。デザートと主菜の相性は今ひとつです(麻婆豆腐 と…

ちょうどいい介護 →おばあちゃんとおばあちゃんとおじさん(どりお)